クリスマス。イブ。

自分が、駐車場構内の自動販売機で「デカビタC」を買おうとしていると、駐車場内をうろついている女性がいた。

どうも変だ。怪しい。

自分はフロントに向かった。

自分がその女性の風貌や、見た感じの歳などを、フロント人に話していた丁度そのとき、ドアーを強くノックする者がいた。

次の瞬間、勝手にドアーが開いた。


「主人がいる!」

「いま話してたのこの人です」と自分は言った。

「主人の、主人の車があるんだよ!」と叫んだ。

我々が顔を見合わせていると、その女性は、

「うちの主人が、他の女と来ているみたいなんだ! あの112の部屋の車がそれだ、確かめたいから部屋にあがらせて!あがらせろ!」と言った。

我々はやっと把握した。

フロントの人間が「それはできません」と言った、「申し訳ないんですが、プライバシーに関わるので無理です」。

「でも、前にも見たんだ!」と女性。

つまるところ、その怪しい女性は徒歩一人でラブホテル敷地内へ入ってきて、

クリスマスイブなのに旦那が家にも帰ってこない、
以前も旦那がココに入っていくのを見た、
今日も来ているに違いないと、
駐車場を見ていたところ、同じ車を発見してしまったのだ。

そして「旦那がいるであろう部屋へあがらせろ!」と言ってきたのであった。

その願いが無理なことを知ると、奥さんは、肩を落として帰っていってしまった。

待機部屋に戻った自分は、煙草をのんだ。
ちょいと窓を開けて空気の入れ替えをした。

あれ。
おおさむさむ。
あの奥さんだ。
待つつもりか?



∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵


忙しい。
このイベントの日は特に忙しい。
部屋掃除に走った。

何組かの部屋掃除をやりおえ、ふう、と待機部屋に戻ったときだった。
また退室合図であるブザー音が鳴った。

再び仕事である。

客が部屋を出ると、控え室のパネルが光り、ブザー音が鳴るシステム。
パネルを見てみると、なんと例の112部屋だ。

自分は走り出した。

自分はラブホテルの外へ出た。
やじうまである。

出口ゲートにその例の車はいた。勘定をしている。
その先に、まだ奥さんがいることを知っているのだろうか。

勘定が終わり、出口ゲートをくぐった旦那は、奥さんを発見した。
助手席愛人の方が車のシートのリクライニングを思いっきり倒し、隠れ出した。

奥さんは、車の前に仁王立ちし、大声で「あんた、あんたら!」と叫んだ。

しかし旦那の方は、なんとハンドルを強く握り、アクセルを踏み込んだのである。
奥さんは危うく轢かれそうになり、半ば轢かれていたが、今では見る見るうちに車が離れていってしまう。

と、そのとき、前方の交差点の信号が赤になった。

奥さんは止まっている旦那車へ向かい、猛ダッシュした。

「あんた、あんたら!」

信号は赤を保ったまま。

「でてこい、でてきやがれ!」と奥さんは車の運転席側の窓を叩く。

旦那は窓も開けずに、沈黙を続けた。

どうなるんだ、と思って見ていると、いきなり、車がこちらの見物している方へ猛バックしてきたのである。

奥さんは意表をつかれ、再び車の後をつけて猛ダッシュする。


「あんた、あんたらめが!」


車は猛バックだったが、奥さんはなんと車に追いついた。
すごい走りっぷりだ奥さん、と思った。

が、罠。
それは旦那の罠であって、奥さんがすんでで追いつく時に、車は再び前方信号の方へ急発進したのだ。

信号は今や青。

奥さんは、逆をつかれ、体がぐにゃぐにゃになっていたが、持ちこたえ、旦那らが乗る車のボディー横を、つまり自分の家の車に、激しく蹴りを喰らわしたのであり、車はボコン!というと、信号へ走り、左折していったのであった。

奥さんは、息を荒くしながら

「ちくしょう、ちくしょう」

を連発した。


ややしてから、奥さんは少々落ち着いたのか、ガードレールに座り、空を見上げだした。


自分もそれにつられ、空を見上げた。

















-------------------------------------------------------

―最後に

本日まで、毎週水曜日のこの「ラブホテルの裏話」を
聞きにきていただき、本当にありがとうございました。

少しでもラブホテルの裏側が、
あなたの身近に近づくといいなと思い、お話してきました。

地方のラブホテルでありますが、色々学ぶことがありました。

長くなってしまうのもあれなので、これで僕はさようならをします。
ほんとうにありがとうございました。

今回再び、みなさんからもらったコメントを読み返しています。

みなさん、僕は感謝してます。


北野


------------------------

追伸です。

みなさんコメントありがとうございます。
ほんと、感激しちゃって胸のあたりがとっても言葉では言えない感じです。

みなさんからの言葉は、
僕へのプレゼントだと勝手に解釈させてもらってます。

こんなにたくさんの贈り物をありがとうです!

僕から何かしたいなぁと思い、
もうひとつお話をアップしました。


- | 2008.12.24 Wednesday | 記事URL | comments(26)
さっき。
もってったのね。

大人のおもちゃ。
つうの。

ラブホテルの北野です。こんばんは。

今日は、お知らせがあります。
(一番下にありますので今日のお話読んでいただいてから見てくださいね)

で。

さっき。
もってったのね。

大人のおもちゃ。
つうの。


当ラブホテル、大人のおもちゃのお届け仕組みはこんな感じ。

お客さんが部屋で大人のパンフレット見る
    ↓
大人のおもちゃ選ぶ
    ↓
フロントに大人の電話注文
    ↓
大人な我々清掃人が、お客さん部屋に大人商品を届ける



で。
持ってたの大人のおもちゃ。
バイブーういんういんぶるぶるっていうのか知ら?わかるでしょ。

そうしたらでございます。

そのちょっとした後に、フロントから清掃人待機部屋に電話あった。

「さっきの大人のおもちゃ、不良品だったらしいんだわ」

「はい」

「交換品もってって」


そうフロントから言われまして自分が、嫌だな、と思ったのは、その客の風貌がちらと見えた際、いかにも怖かったからであります。とはいえ、自分はエプロンポッケに交換品を入れ、向かうのでございます。


∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵


ブザーを押し、客が出てくるのを待っている間、自分は緊張しちまい。

向こうドアーが開く音がし、男性客は出てきた。

「よこせよ」

やはり、下半身にタオルを巻いただけの格好の男性には、肩からナナメに少々傷が残っていて、腕に龍の刺青があった。年は40くらいであろうか。

自分は、ゆっくりと、ふかぶかと、頭をさげた。

「はやくよこせや」

自分は頭をあげた。
その男性客はドアーを押し開け、こちら側、つまり従業員通路まで出てきだした。

威圧感のある目で、こちらを見ている。

自分はあせって、

「ちょっとお待ち下さい、ポッケに入れて、あれ?」

「寒ぃだろが、はやくよこせや」

「すいません、あ、これ」

「なんだよ」

はっ。
ぐ。

自分は激烈カタレプシーった。
なんと、交換品を、間違えて違う種類のもの<ピンクローターしげみちゃん>を持ってきてしまっていたのだ。

正規注文は、大人のおもちゃ(コードナンバー002・ジャンガリぶっとい君)の方であったのだ。

自分は、お間違いしてしまった。


お間違い:しげみちゃん
正解:ジャンガリぶっとい君


「すいません、交換品をお間違いしてしまいましたすぐ持ってきます!」

そっこうで、待機部屋に戻り、コードナンバー002・ジャンガリぶっとい君を手にし、走って先ほどの客部屋に戻った。

先ほど従業員通路まで出てきていた男性客は、そこに居ず。
自分は急いでブザーを押した。


ややあって、ドアーが開かれた。

「は〜い」

女の声だった。

え、自分はあせった。
部屋間違ってしまった。部屋番号を見ようとしたとき、

「なんかあんたの話、トシノブちゃんから聞いたよ」

「え?」

「交換しにもってきたのに、それ間違ったんでしょ」

「え? はい」

部屋番号を見てみると、先ほどの部屋で間違いなかった。
先程の怖い男性と同じ部屋に入った女客の方が、出てきたのだ。

「交換品もってきました」

「トシノブちゃんがさ、超キレテるからさぁあたし話きいたのね」

「はい」

「そしたら、超ウンコあせってる奴が来たって、交換品も間違えたって、走ってったって、超笑えるんですけど、あんた」

自分は頭を下げながら、
交換品(コードナンバー002・ジャンガリぶっとい君)を、皇帝への献上物のように渡した。

その女客を見ると、なんと若い高校生くらいだった。




今週の忘れえぬ、お客さまの言葉
―超ウンコあせってる奴が来たって







お知らせです-----------------------------

ラブホの北野です。
きょうも最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

前回お伝えいたしました「お知らせ」です。
で、そのお知らせって何ですか?なのですが、

次回、12/24、ついにこのブログ「ラブホテルの裏話」が最終回となります。

突然ですが、次週で終わりになります。
いままで本当ありがとうございます、感謝してます。

思いおこせば、

ラブホテルとぜんぜん関係のない、小学生時代のお話をしたときもありました。

同じ話を2回もアップして、皆さんからコメントをもらったときもありました。

ちなみにあのときは自分でぜんぜん気づいていませんでした。
皆さんのコメントを見ても何を言っているのか不思議に思ったほどに。

つづく、つづくと、話を長引かせ、「同じことを何度も書いてるんじゃないよ」など、多数ご意見をいただいたこともございました。

その際には、乳首を2個も!取り上げられました。


乳首を取り上げられる際、チェーンソーなどの大凶器が登場したこともございます。

思いおこせば、おこすほど、楽しいことばかりでした。

イブの日が、僕の更新としては最後ですが、どうぞお楽しみに。
- | 2008.12.17 Wednesday | 記事URL | comments(19)
「おい、知ってるか?」

「なにが?」

「死人が出たらしいぜ」

「え? 死人?」

「ああ、死人」

「どこで?」

「ホテルかんざしで」

ホテルかんざしは、自分の働くホテルの隣であるが、隣という感じではなく車で20分かかる。自分の働いているラブホテルは、そもそもラブホテル街にあるタイプではなく、郊外にポツンとあるタイプであった。

「なんで死人?自殺?」

「いや、女に殺されたらしい」

「女がやったのか」

「部屋が血ですごかったみたいだ」

「物騒だな」

「うちのホテルも前にあったらしいぜ」

「人殺し?」

「いや、自殺」

「自殺」

「どうする、またあったりしたら」



そのとき、清掃人待機部屋のブザーが鳴った。
清掃の合図である。

自分は相方と掃除部屋に向かった。

掃除部屋に入ると、テーブルの上に紙が置かれているのが見えた。

「あそこのテーブルの上、なんか書かれているものがあるな」と自分。

「遺書だったりしてな」と相方は笑った。


自分はテーブルまで行き、紙を手にした。












これには見覚えがあった。
この歌詞。


―星影のワルツ。


千昌夫が歌っているのをみたことがあった。


ん。

この紙、2枚ある。

2枚目を見ると、コピーだった。

二人でこの紙を見ながら歌ったのであろう。


想像するに―

この曲は古いから、この部屋に休憩されたお客さんの、歳は50過ぎであると思う。

その二人が、この曲を歌うとは・・・

夫婦ではないことが考えられる。
それは歌詞の内容を見れば、そのように考えておかしくはない。

明るい曲であれば、夫婦やもしれない。
夫婦ではない、だとしたら・・・。

別れについて想いをよせている。
別れることを選んだという歌詞の内容である。

この部屋に休憩された二人にはドラマがあったはずであろう。
ラブホテルにきてまでこの歌の歌詞を見ていたのだ。


さらに傍線が2箇所にひかれている。





―今日のラブホテル学
ラブホテルは、個別カラオケ練習場にもなる。




(北野)
- | 2008.12.10 Wednesday | 記事URL | comments(3)
「すいません、北野さん!」

と、新人の土井さん(ヤクザみたいな年上の人35歳)がこっちに走ってきながら言った。
土井さんは茶色のサングラスみたいなのをしている。「目が悪い」のプラス「ヤクザ感」というニュアンスである。だが、腰が低い。服装は、ビッグサイズの甚平である。紺色である。


「どうしました?」と自分。

「なんかヘンなもんが浮いてるんです、臭いですし」

「え?ヘンなもん?」

「はい、ヘンなもんです、臭いですし」

「どういうものですか?」

「なんかこう、少し細長いような太いような、そのへん臭いんです」

と、土井さんは、手でそのヘンなもんを表現した。
自分がわからない表情をしていると、

「ヘンなもんです」とこちらの腕をとった。

連れて行かれた先は脱衣所であった。
少々荒れてはいるが大したことはない。

が、確かに臭い。
なんだ、この匂いは。

とそのとき、土井さんが

「まぇん!」と小さく叫んだ。
そして土井さんの表情が変わったように感じた。

「ど、どうしました?」

「これか」


土井さんの指の先にはゴミ箱があった。
中に、あまり見たことのないものが丸められて入っていた。

「それなんですか?」と自分。

土井さんは何かぶつぶつ言いながら、そのゴミ箱の中のものを取り出した。

「まさか」

「え?」

「こうやって広げると」

それをクイックに広げだした。

自分は目をそらせた。
次の瞬間、嗅覚を圧迫するものがきた。

土井さんは、おかまいなしに「まさか」を連発している。

「まさか、ほらこれおむつです」

「え?」と自分。

「ほらこれおむつです、べっとりと」

「わかりました、あんまり見せないでください」

「おむつだからなぁ」

「とりあえずどうにかならないですか?」

「まぁ、おむつだから何とかしますよ」

と土井さんは言い、おむつを丁寧にお戻し、丸めだした。
そしてこちらが持っていたゴミ袋に入れて、「ふぅ」と言った。

とりあえず、仕事続けますか、と自分もちばに戻ろうとすると、

「待ってください、これじゃないんです」

「え?」

「これみてください」と土井さんは風呂のドアを開けた。














「あの浮いてるのなんですか?」

「わからないんです、ちょっと持ってきます」


土井さんは浴槽に手をのばすと、すくって、手にとったきた。


「あ、これお料理トントンだ!」

「は?」

「お料理トントン知りません? 子供のおもちゃなんですけどね、うちの娘にも前に買ってやったことあるんですよ、野菜がマジックテープでとまってってそこに包丁で」

「はあ」

「よく見たらこれうちの娘もってるのと一緒です」

「そうなんですか」

「お料理トントンにコンドームはめてますよこれ」

「ええ」





土井さんは感心したように、うなずきだした。

そして、ラブホテルって、と独り言サイズの声でつぶやいた。



「ラブホテルって、子供も連れて来ていいんですか?」




今週のラブホテル学
―ラブホテルに子供は連れてきてはいけない。



(北野)

追伸:来週ちょっとしたお知らせがありますのでお楽しみに。
- | 2008.12.10 Wednesday | 記事URL | comments(12)
我がラブホテルーでは、焼酎セット、というものがある。

<焼酎とウーロン茶とつまみ、グラス、アイス(氷)、マドラー>がセット内容になっている。

お客さんからこの注文があると、セット内容これらをトレイにのせ、客室に持っていくのでございます。

そして客室入り口ブザーを鳴らすのであります。


∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵


客室のドアが開かれた。

出てきたのは裸の男であった。
腹がたれている、おっさんと呼ばれる年齢でございましょうか。

自分は焼酎セットを渡した。
おっさんは全裸だったのであり、こちらとしてはタオルーぐらい巻いてほしいなぁと思ったのであります。

おっさんの髪は後ろへとなでつけられていたのであり、下半身が赤く見えたような気がしたのも事実でございます。詳しくは見ていないので気がしたのでございます。



「すいませんです」とおっさん。


このとき、部屋の奥から、女の笑う声が聞こえたのでありますが、自分の空耳であって、テレビかもしれなかったとも思いました。


「気をつけてくださいね」と自分は言った、「もしあれでしたら部屋の中まで運びますけど」



「い、いや結構です、ここでです」と、おっさん。



それから、なにやかんやと、他の部屋の清掃仕事を済ませ休憩室で休んでいると、再び、フロントから電話があったのでございます。



「さっきの焼酎セットの部屋に、びんビール2本」



と、言われ、自分は嫌な気がしたのでございます。
さきほど、おっさんが、全裸だったからであって、しかし、全裸で出てくるわりに腰の低い態度だった処が、印象的な感じでございました。おっさんは再び、全裸で出てくるのでございましょうか。

びんビールを2本持って、自分は、またさっきの部屋の前にたち、部屋のブザーを鳴らしたのであります。

するとしばらく経って、ドアが開いた。


おっさんだった。また全裸だった。

これだから、嫌だ。渡すのはかまわないが、全裸で出てくるのは常識がないと思うのは私だけでしょうか。どうなんでございますか。

自分は頭を下げてから、休憩室に戻ったのですが、5分も立たないうちに、フロントからまたもや、電話があったのであります。

「さっきの部屋に、焼酎セットとおもちゃ」

そんなええ? 5分もたたないうちにまた注文。
一回で注文してくれつぅのね。
でも仕様がない。注文品を持って、さっきの部屋の前にたち、ブザーを鳴らす。

ドアが開く。

おっさんだ。また全裸だ。

しかし今回は、おっさん、こちらを見るなり、こう言ってきたのでございます。



「すいません、それなかまで運んでもらえないです?」



自分は、焼酎セットと大人のおもちゃをのっけたトレイを持ちながら、その部屋の中へ入った次第であります。そして、注文の品々を、テーブルの上に置いた時でございました。


「ありがとうね」


声のした方を見ると、女がソファーで脚を組んで座っていたのでございます。
下着姿で。

わ。

なんとなくこれまた変な感じがしたので、かかわるまい。
と思い、部屋をあとにしようと思ったのである。が

「ねえ?従業員さん」

「え、はい」

「ねえ、どう思います?」

「え、なにがですか?」

「なにがって、この人のこと」

「え?」

「この男、変態なのよ、ねぇ」と女はおじさんを見た。

「はぁ」

「あんたさっさとつくんなよ」と女はおじさんに言った。
おじさんは、氷をグラスにいれ焼酎をつくりだした。

「この男、おしっこかけてもらいたいんだって、あったかいあたしのおしっこ、身体ぜんぶにかけてほしいんだって」

「そうなんですか」

「で、おしっこかけられた後はどうすると思う?こんどは大きいのをかけてほしいって言うの、いつもそうなのよ、それであたしにこの男はお金を払うの、そういう人達がいっぱいいるのよ日本って、でもね、従業員さん、日本はまだまだなのよ、大したことないわ」

「そうなんですか」

おじさんが焼酎をつくりおえて、女の横にいきグラスを渡した。
うすぐらい照明に、氷が光っていた。

氷はいまさきほどまで、従業員台所部屋の冷凍庫に入っていたものだった。


今週のラブホテル学
―おしっこに関して、日本は、まだまだ。




(北野)
- | 2008.12.03 Wednesday | 記事URL | comments(9)
こんばんは、ラブホの北野です。
まいどありがとうございます。

以前から、ちんぽこうを出しながらこれを話させてもらっているのです。
見えてますでしょうか?Okでしょうか。

はい、どうやらですが。
私のちんぽこうが見える人には清掃神からの御利益があるそうです。
ちくびは数回前にとられてしまいました。
いま私に残っているのは陰毛とちんぽこうです。



えー前回、ラブホテルでバイト募集をしたお話をしました。
かわいい女の子ちゃんが入ったということで、期待し清掃人待機部屋を開けたところ、やくざの格好をした人がガムを喰っていた、と。

私は、驚きました。
サングラスかけてたの。
あのなんていうのかな。茶色ーいちょっと大きめのやつ。

および、じゃっかん、サングラスが目からずれ落ちてる感があるの。
危ない余裕をもっている男の証だ。

そんで、服装は、休日シェフやくざって感じ。
すごくサイズオーバーな、甚平っていうの?
ウエストに余裕をもっている男の証だ。
極端に言うと、おそ松君に出ていたデカパンである。

そして、体臭がする。
アポクリン汗腺に余裕をもっている男の証だ。

あ、やばい、こちらを見た。


「あ、あ、とりあえず北野です」

私は、なるべく目をあわさないで言った。

すると、


「土井でーす、きょうからーよろしくおねがいしまーす」

と言った。


や、やわらかい。

やわらかすぎる。

その声。

その表情。

包まれてもいい。



私はこうしてその日から、やわらかい弟子が一人増えたのであった。




(北野)
- | 2008.11.26 Wednesday | 記事URL | comments(7)
求人広告をだしました。
ラブホテルで働く人を募集!です。

毎度ありがとうございます、ラブホの北野でございます。

前回、また皆様からおしかりをいただきました。

ちんぽこうを出せ!というお声を多くいただきましたので、せめても、と思い、おうちのパソコンの前で「皆様に神のご加護ありますように」とわたしの中心を出しました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


実はですね、最近、ラブホテル内、辞めていかれた方々がいましてね。
そのため穴埋めでございまして、シフト的に、我々残りの人間でもってこう朝出たり、夜でたり、深夜でたりしていたのでございました。

だものでね、一人で全室掃除したり、ビールもって行ったり、備品の補充したり、季節はどんどん寒くなってきておりますが汗かいておりました。

ところ、数先週、求人広告をだしました。

自分、おもいっきり、期待しましたの。

一体、どんな人間が入ってくるのかしらん?

ね。

いつもミニスカートをはいてくる女の子ちゃんがいいなあ、そうしたらパンツまるみえ特捜部。


12人、面接に来たそうです。ありがとうございます。



∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵ ∵


いつも通り出勤すると、フロント上役が、


「今日から新人ちゃん来てるからよろしくな!」


もおーもおー今日からかよー!もおーいやーん嬉しい、と思いました。


「で、最終的に何人くらい採用したんですか?」

「聞きたいか? ん?」

「はい、そりゃもお聞きたいですよ」

「まぁまぁ、あせるなって」

「もしかして」

「期待しておけよ今回は結構いいよ」

「本当ですか!」

「まあな」


でたぁー!良いよ良いよ!

よろしよろし。

オーナーちゃんの「まあな」ってのは、とってもリアリティがあるよー。

わかるわかるよ。うん。

ここで、にやけて「女の子採用しといたよ、ぷぷっつふ、激マブだ、ごろにゃん」なんて言われたら、信じなかった。


「まあな」


この1秒にこめられた、この一言でいいのである。



「とりあえずさ」とフロント上役は言った。

「はい」

「今日は新人ちゃんには、簡単な流れ覚えてもらって」

「了解です」


やっぱり、新人女の子ちゃんの群れと一緒に、ラブホテルのお部屋掃除をして、一緒に廊下なんかでモンシロ蝶々を追いかけて、戯れられるだ。

おれはくるくるくる右回転しながら休憩室に向かった。

階段を上り、休憩室のドアーを開け放つ。
まさに、「開け放つ」という表現はぴったりだ。

我々は昨日を生きなくていいのだ。

昨日のことはもういい、今までのうまくいかなかったことはもういい。
失敗してきたこと、チャレンジしなかったこと、好きな自分になれなかったこと、それももういい。今からが大切なんだ。

これからこの休憩室のなかで待機している<新人女の子ちゃん達>と仕事を共にし、「北野さんのこと好きかもぉ」と言われるのである。

素晴らしいことだ。
おれの働くラブホテル先はなんという素晴らしさなのだろう!

おれはいま、休憩室のドアーを、開けるのだ。

ノブをにぎった。

ひねる。

開け放つ。


「いやいやーどうもーう、僕、北野っていいます、よろしくう、みたいな、き・た・の・です。覚えてくれたかな? あはは、いきなり僕・キタノが入ってきたからびっくりしたでしょう? え? 僕? そんなことない? そう? ほんと? そう? いやーさー、上役に今日聞いたんだよ僕・キタノがさ、新人さんが入ったって、それも、かわいいよ、なんて言われたから僕・キタノ、結構もおー、僕がんばっちゃおうかなーなんて思ったりして、でもとりあえず、僕だからよろしくね!僕は僕だから。何でもわかんないことあったら僕・キタノに聞いてね、ナンバーワンにならなくていいから、もともと特別だから、遠慮しちゃ駄目だよ僕には。僕・キタノだけには。でもほんとにみんなかわいいねー」

と自分はドアーを開けるやいなや、第一印象好感触ぶりを発揮した。
さらに格好をつけるため、仕事ができる男をかもし出す為、少々腕時計を見やった。

そして意味もなく5回うなづいた。

そして微笑みながら、新人ちゃんの方を見た。


すると、

ヤクザの格好をした人が一人だけ、イスに座ってガムを喰っていたのである。






・・・つづく


(北野)
- | 2008.11.19 Wednesday | 記事URL | comments(13)
深煎り珈琲、持って来てくれよ。

と、客に言われたとして、
我々は「はい、かしこまりました」というわけにはいかないというのも、ここは、喫茶カャフェではないからでして、そう、ここはラブホテル。

深煎り珈琲、アボガドソースや、ハーフ味噌、などは注文をお取りできかねるのでございます。

例えば、珈琲。
珈琲は、もうすでに客部屋に置かれているわけであり、インスタントのやつですが、だから、お客さんが勝手に飲みたいときに飲むのでございます。

セルフ的な仕組みでもって、だって、それは連れ込みボテルだからして、「プライベート的に、他人に見られたくない」という客の心理もあるわけでございましょうか。セルフの方が良いでございましょう。

しかしながら、お客さんから、フロントに電話入れてもらって、ある意味、注文をとってから、それを、我々が客部屋まで運び、お客さんと対面。手渡しする。しなければならない物もあるわけでして、それは何かと言うと、

店屋物(ピッサなど)、びんビール、焼酎、氷、やきおにぎり、

などである。

私は、お客様の目線につねにたっているので、
店屋物(ピッサなど)、びんビール、焼酎、氷、やきおにぎり、などを渡す際に、客の顔を見ないようにしている。

そのときは私は、いちマフィアになったつもりで、心の中でこう言っている。


―さぁ、これがブツだ。


ブツは食べ物が多いのであるからして、お盆などにのせているのである。
よって、両手でもって差出すのである。

両手を伸ばし、お盆の上の「やきおにぎり3つ」を出しながら、客と目線を合わせず、心の中で、


―さぁ、これがブツだ。


と言っているのである。



つづく・・・


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


最近、私は、つづく、と書くと、皆さんからコメントで「ちんぽこうを出せ」と言われるのである。ちなみに季節は、そろそろ冬に近づいております。あらかじめ御了承くださいませ。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

さて、今日は話をつづけます。

食べ物を客部屋に持っていくお話をしておりました。

―さぁ、これがブツだ。

と。

で、食べ物以外でも客部屋に持っていくものもあるのでございます。

それはなんなんですか、と言いますと


「大人のおもちゃ」でございます。


ね。きたきた、って感じでしょ。
ラブホっぽいでしょ。ね。

私の働くラブホテル先は部屋に「大人のおもちゃ専用自動販売機」がない!
そんなものない!

だから、フロントから電話があり、何号室に「コードナンバー002のおもちゃ」を持って行って、と言われることになっている。


つまり客が大人のおもちゃをパンフレットから選び、
          ↓
       フロントに注文し、
          ↓
     それを我々清掃員が手渡しに行く


この「大人のおもちゃ」と言うもの、外から見ると、まさに普通のおもちゃと言う感じの、動物が描かれた包装紙に包まれていて、中身がぜんぜん見えなくなっている。

エロである。

真骨頂である。



私は、客室に向かった。

ブザーを押し。
包装された大人のおもちゃを左手に持ちかえた。

ドアーの前で客を待つ。
ややあってから、客が出てくる。

シャワーを浴びた直後と言う感じで、清潔な甘い匂いが、部屋からこちらへ漂よってきた。女性だというのはわかる。

しかし、私は相手の顔を見ない。
目線だけを最大限、自分の後方左上のほうに固定する。
俺は、いかれたマフィアである。

一度言ってみたかった。俺は少しクレイジーなマフィアだぜ。へっ。


そして、

俺は、持ちかえたばかりの、大人のおもちゃ(コードナンバー002・ジャンガリぶっとい君)を出した。


そして、心で言う。


―さぁ、これがブツだ。










ん?

おかしい


相手がこれを受け取らないのである。

私は、相手を見たい気持ちにかられた。

もう一度、心の中で言ってみる。


―さぁ、これがブツだ。








んんん?

おかしい


相手がこれを受け取らないのである。

私は、相手を見た。


相手はなんと、こちらを見ていたのである。

「どうしたんですか?」と女性客。

「え、え? なにがですか?」と言って俺は視線を左上に戻した。

「え?だって」

「え、え? なにがですか?」

「いや、あなた白目むいてるから」



俺は、軽く首を振った。
誰もわかっちゃいない。



―俺は少しクレイジーなんだぜ。


(北野)
- | 2008.11.12 Wednesday | 記事URL | comments(24)
いつもたくさんのコメントありがとうございます。
ラブホテルの北野でございます。

皆様の期待に答えてこつこつと頑張っております。

さて。前回、ビッグサイズのコンドームを買いにいく事をお話しました。

お客さんのご要望を受け、
フロントの命令により、
ビッグサイズのコンドームを買いにいかされた、と。

本日はその続きでございます。

-------------------------------------

その場にしゃがんで。
自分は、ビッグサイズコンドームを探しだしたのでございます。

と、まず<うすうす>という名前のコンドームを見つけた。

なにを隠そう(とは言っても、ちんぽこは隠している)、いままで私はコンドームを購入したことがない。かと言って手にとったことがないというわけじゃない。学生のときに友人が見かねて私に、うすうす6個くれたのである。

「うすうすかぁ、なんだかな懐かしいな」

そのとき自分の視界に、見知らぬ女性が入ってきた。

その女性は、こちらの方へ来ると、自分のまっ隣に来て、こちらと同じくしゃがみこんで、同じ目線でもって、コンドームを拝見しだしたのであります。

女性は一度こちらを見て、
しゃがんでいる私の上から下までを一気に見て、目をそらした。

その女性は目当ての商品を見つけ、後ろを通ってどこかへ行った。

自分は、再び落ち着きを取り戻し、
ビッグサイズのコンドームを発見したのであります。


 ―あとは、レジに向かって。


しかしながら、私は<コンドームショッピング初心者>である。
まったくのビギナーである。


緊張と羞恥。


自分は初めてコンビにでエロ本を購入したことを思い出した。
他商品「コンソメのポテトチップス」と「アセロラ」と共にエロ本購入して、エロ本の存在を拡散させたのである。


―汝に光あれ!


また、初めてアダルトビデオをレンタルしたときのことを思い出した。
他ビデオ「釣りバカ日誌3」「ドクタードリトル」とともにレンタルをし、存在を薄くさせたのである。


―汝、何故か何故かと問うことなかれ!


私は、ビッグサイズのコンドームを手に、フロアをうろつきだした。

でもって、うろついていると、ちょうどいいのがあった。
ガスレンジの「油の飛散ガードする銀色のアルミ板みたいなん」であります。

これ大きいから隠せるし、光っているから注目度も高い。
これゲッチューでございます。

あ、そうだ。そ・れ・と。
あと、お菓子お菓子。

ちょっとこ腹がへってんだぁね。こっちはさぁ。ねぇ、まったく。
ねぇ、何が好きでちんぽこでっかいでっかいコンドームを買いにくんのさ。
自分のちんぽこの為だったらまだしもね、
自分のちんぽこは、ミートボール並だっつうの。

ああ、こ腹へった。へっちゃった。

ええっと、そうそう、お菓子お菓子。
あったあった、これこれ。

たべっ子どうぶつ。

あと、これこれ、これよ。
ひつじゅひん。
「ばかうけ」と「おばあちゃんのぽたぽた焼き」を補充、っと。

それとぉ、や・っ・ぱ。
のみもんね。
のみもん。
なに飲もうかなぁ。えーっと。
あったあった、アセロラ。ニチレイよねぇ。まったく。

あ、んあ!思い出しちゃった。
ナイス!思い出し!
最近さーぁ、清掃人待機部屋でさーぁ、なんかしらないけど、ちっちゃーい羽虫が飛びまくってんのね、殺虫剤、殺虫剤。

ダブルジェット効果ね、うん、いいねこの殺虫剤、効きそう効きそう。ナイス!


ふぅ。
いそがしいそがし。
まったくちんぽこでっかいでっかいのの相手してる頃合じゃないよ。
はぁ、いそがしいそがし。
あら、奥さん、なんつってさぁ。
こっちは、もうやることいっぱいあんの。

ってねぇ、ふんふんふんふん♪

あとはぁ♪せっかくドラッグストアーにきてんだから、ドラッグらしきもん買わないとね。

ええっと、ちょっと待ったぁ!止まれってのあたし!
安っ!
これ安っ。
ウエットティッシュ。
別名、濡れ紙。
78円て。無いよこれありえないヨ!安っ。

うわ、またきた。隣も、安っ。
リポビタン、安っ、これ皆に買ってこうよ、うん。
さしいれだよぉ、皆飲んでーなんつってね。
相方しかいないけど。

別にいいんだけど!

ふぅ。まったく。
せわしないせわしない。




―私は、時を忘れた。






(北野)






追伸:また皆様からのおしかりを受けるような気がします。


追伸:前回乳首をチェーンソウで、
根こそぎ取られてしまいましたので、乳りんで、が・ま・ん。

追伸:ちんぽこもですか!?
- | 2008.11.05 Wednesday | 記事URL | comments(18)
フロントから、我々のいる清掃人部屋に電話があったのであります。

「ちょっと、いいか、メモ取れよ」

「はい」と自分。

「コンドームを買ってきてくれ」

「え?」

「コンドームだよ」

「在庫まだ全然あるじゃないですか? なんで買いに行かなくちゃ行けないんですか?」そう言って自分は、ペンを置いた。

「最後まで聞けよ、いいか、今お客さんから電話あってな」

「はい」

「ここのコンドームが小さいって言うんだよ」

「はい、それで」

「買ってきて」

「え?何をですか?」

「だから、ビッグサイズのコンドームをだよ!」


嫌です、嫌です。
そんなんよう、嫌です。

「ビッグサイズのコンドームを買いにいく」パシリなんて、聞いたことないですもん。何ですか、ビッグサイズのコンドームって? そっちの言ってる意味わからないですもの。それに怖いですもの、外。夜だし。暗いし。外行くの怖いですもの。

と心の中で叫び、
受話器を耳から離し、頭を左右に振っていると、離している受話器から、やけにでかく、


「メモったか、ビッグサイズだぞ、普通の買ってくんなよ!」


という鬼の声が聞こえていました。
こうやって、自分は、モーテルから少々離れたところにある、24時まであいている、ドラッグストアに車を走らせたわけであります。車の中から、過ぎ去る電信柱が見えるたび、それが男性性器に変化する幻覚、そして、聞こえるはずのない男の野太い声で「イッツアビッグサイズ!」という幻聴が、自分を苦しめました。

そうやって半ば、精神にダメージを受けながら、ドラッグストアについたのです。

自分のやって来た、このドラッグストアは、チェーン店組織の店で、何故か知らないが、化粧品がやたらと置いてあり、女性客の方々がやたら多いのでございまして、そんな中、男性である自分は、こともあろうに、「ビッグサイズのコンドーム」を買わなければいけない。

いくらフロントからの頼まれ事と言えど、自分がそのビッグサイズコンドームを使うのではないし(自分のちんぽはうすばかげろうなみ)。

その買ってこい、と頼まれたビッグサイズのコンドーム、どれだけ買えば良いのか、と言えば、3パックである。何故、3パックも買わなければいけないのか、とそう自分はフロントに抗議したのですけど、フロントは、一言、二言、こう言ったのです。

「念のため」、と。

最悪の条件はこうやって、そろっていたのであります。

でも、これも仕事の一部であるのだ!と強く、心に言い聞かせ、自分を奮い立たせ、コンドームの置いてある界隈へ来たのですけれど、どうしても、周りのことが気になって仕方がないのであって、それはどうしてかと言うと、コンドームが置いてある、隣に、生理用ナプキンという代物が陳列してあるものだから、店内をうろつきまわっている女性客が、いつこの生理用品を買いに来てもおかしくない、そういう状況であるから、自分がこのコンドームスペースで、うだうだとしていては、女性客が隣に来てしまい、その女性が自分の方を見て、

「なんだこの男、きも、きも。ビックサイズコンドームおたくか。きも。コンドーム見て泣きそうな顔してやがるわ。きも、きも」

と、いうことになって自分はきも変人扱いされてしまうのであります。

だからもって、早く、すみやかに、かつ男らしく、シンプルに、スムースに、まるでコンドームを装着するときのように、ビッグサイズコンドームを探しあて、それを両手にかかえ、レジへ行き、会計、及び、領収書を書いてもらわなければならないのです。


つづく

(北野)
- | 2008.10.29 Wednesday | 記事URL | comments(17)

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